植木投げの法
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銀髪の人達・A面
 書きたいことはたくさんあるのに、手が動いてくれません。
 なにかいい方法はないでしょうか…。

 やっとこ書けました。
 しかしひたすら小競り合いしてるだけです。
 霖之助はほとんど出てませんし。
 短めですし。
 期待は厳禁、てやつですよ。

『銀髪の人達・A面』

 身だしなみは完璧だった。
 昨日はゆっくりと寝て、朝は快調に起きれた。
 あとは呼吸を整えるだけ。
 ゆっくりと深呼吸をする。
 吸って、吐いて、また吸って。
 ついに全て準備を終え、いざ、扉に手をかける。

「あ?」
「え?」

 しかし、そこにはもう一人いた。
 同じような体勢でドアノブに手を伸ばしたまま固まってしまった。
 しばしそのまま凍結。
 まもなく凍結が解け、睨み合う。

「なんだ、どこぞの給仕長か」
「あら、そう言うあなたはどこかの竹薮の住人かしら?」

 ギシリ、と空間がゆがんだ気がした。
 しかしそれも一瞬、二人はにこやかになる。

「こんなところまでわざわざ来れるだなんて、暇なのね」
「ははは、お前こそ、悪魔のお守りでもしてたらどうだ」

 表面上は、だが。
 まだその表情の下でも、言動にも敵意が篭もっている。
 辺りでは陽炎が揺らめき、メイド長の手にはナイフが装填されていた。
 確実に、少なくとも扉の終わりは近づいてきた。

「どけ。そこにいられると入れない」
「あなたこそ退いて。竹林で火でも起こしてればいいのよ」

 とうとう熱せられた空気が、植物を枯れさせ始めた。
 それでも涼しい表情で流してしまうのは、さすがの貫禄と言ったところか。
 本人が聞いたら殺人ドールだろうが。

「お前の頭に火ぃ付けてやろうか?」
「そんなに情熱的にされたら、うっかりあなたのことを坊主にしてしまいそうね。丁度いいわ、出家でもして煩悩を洗い流してきたら?」
「なんだと!?」

 可燃性の高いものから順に燃えだした。
 チリチリと肌を焦がす熱気に、周囲の生物は一斉に退く。

「ちょっとそこまで行かない? ボコボコにしてあげるわ」
「おう、面白い。お前こそ丸焦げにしてやる」

 ギリギリと睨み合いながら、魔法の森へと消える二人。
 熱は引き、静寂が戻った。
 後に残ったのは

「あの二人、結局なんだったんだろう…?」

 影に立ち尽くしていた妖夢だけだった。











「…暑いね、慧音」
「ああ、暑いな、霖之助。見ろ、洗濯物が乾いてきてるぞ」


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