植木投げの法
東方のssをやってます。霖之助中心です。リンクフリーでございます。
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それは悪魔のように紅く
 気づけば、今週はどうやら忙しいらしいです。
 私はそうでも無いですが。
 危機感の欠如とか、そんなところでしょう。

 さて、企画は絶賛難航中です。
 公開期間は一週間としたいので、あと二日で書き上げなければなりませんね。
 さあ大変です。大変。
 というわけで、しばしお待ちを。

>レミリアかわいいなぁもう 本物の血を飲ませてあげるといって唇を噛んで口移しでひとつ
 ということなのですが、期間外と言うことなので普通のリクエストとして書いて見ます。
 ちょっと大人向けっぽいです。いきなり閉鎖していたら、これのせいでございます。

『それは悪魔のように紅く』
「………」
「そんな目で見ないでくれ」

 ある日の紅魔館、主の部屋。そこには本来、カリスマ溢れる館の主がおり、その脇には瀟洒なメイド長が佇んでいるはずだった。しかし現在そこにいるのは、香霖堂の店主たる霖之助と、涙目になっているカリスマゼロの主だった。

「そんなに簡単に騙されるとは思わなかったんだ」

 そんな言い訳がましい事をいう霖之助だが、レミリアはジッと睨んだままだった。困り果てる霖之助。こんな状況で咲夜があらわれれば、それこそ黒髭危機一髪だろう。背筋が凍りそうになる。

「とりあえずほら、泣き止んでくれ…」
「泣いて、ないわよ」

 慌てて目をこするレミリアだが、いろいろと遅すぎる。うっかり苦笑を漏らしてしまい、レミリアに再度睨まれる霖之助。だが、あまりに覇気の無い眼光だった。

「そんなに睨まれても困るな。…フスー」
「わ、笑うな! しかもなにその隠す気の無いの!」

 拭ってもすぐに湿ってくる目元を隠しながら、霖之助にツッコミをいれるレミリア。妙に堂に入っていた。

「…合格だ」
「何がよ!」

 無意識なのか、裏拳まで叩き込むレミリア。ますます合格点だった。しかしそんな判断をするまでもなく、霖之助の意識はどこか遠方に旅立ってしまった。一瞬だけ。




「ひどいじゃないか、レミリア」
「知らないわよそんなの。私の屈辱と比べたらそのくらい」

 ほんの一瞬、意識をどこかへやっただけなのに、形勢は逆転していた。馬乗りになったレミリアと、それを下から見上げる霖之助。まぁ、見ようによっては当然の顛末かもしれないが。

「さて、何をしようかしら…」

 しばし思案をする。その表情は、悪戯事を考えている子供そのものだった。

「そうね、直接血を飲ませてもらいましょうか」

 極上の笑みでそう言い切ったレミリア。しかし、霖之助は表情をさして変えなかった。

「そうか、それは大変だ。…フスー」
「また笑って…! いいわ、干からびるまで飲んでやるんだから!」
「そうか」

 心得た、とばかりに微笑む霖之助。若干嫌な予感がしたレミリアだが、霖之助は止まらなかった。プツリと音がした。同時に、霖之助の唇から血が出てくる。

「どうぞ」

 言った霖之助は、してやったりといった表情をしていた。しかし、レミリアは動かない。ただ少し、震えていた。

「…レミリア?」

 悪ふざけが過ぎたかと思い、上体を起こそうとした霖之助を、レミリアが阻んだ。それは突然の動きだった。そのまま再度押し倒され、レミリアと霖之助の唇が重なる。あまりの突然の事に驚く霖之助だが、レミリアは構わず唇に舌を這わせる。しばらくなすがままにされていた霖之助だが、さすがに呼吸が危なくなり、レミリアを持ち上げる。無理矢理離されたレミリアの舌が、名残惜しげに伸ばされていた。

「……あ」
「落ち着け、レミリア」

 しかしレミリアは正気に戻らなかった。未だ霖之助を求めて弱弱しくもがいている。その様は、あまりにも必死だった。

「ちょう、だい、もっと…」

 目に涙を湛えてまで求めるレミリアに、もう霖之助はなにも言えなくなってしまった。力を抜くようにレミリアを戻す。またレミリアが舌を伸ばし、霖之助の血を舐め取る。霖之助も舌を伸ばし、レミリアの犬歯に引っ掛け、切り傷を作る。唇よりも多く流れ出てくる血に反応して、レミリアは舌を絡めだした。




 その日の夜は、レミリアには短く、霖之助には長かった。






後日談もどき。
「ところで、僕の血はどういう味だったんだい?」
「え!?」
「いやだから、僕の血の味」
「…聞きたいの?」
「興味があるからね」
「そう。じゃあ、ええと…。
 それは悪魔のように紅く
 地獄のように熱く
 天使のように純で
 まるで恋のように甘い。
 ってところね」
「そうか」
「ええ」
「………」
「さっき私、とてつもなく恥ずかしいこと言ってなかった?」
「ああ、とても恥ずかしい事を言っていたよ」




「……恋のように甘い、ね」


 
コメント
この記事へのコメント
アマーイ
いいぞ~もっとやれ~~
こういう糖分を求めていました。
また、レ霖お願いします。
2008/05/22 (木) 23:35:49 | URL | 月樹 #XGsy4/jo[ 編集]
まさに、

\   _ヘ, -──ヘ ,l  \   も
   .、'y-=ー=ーノ)ヽ,l  ∠  っ
 ̄ _ _〈_l_レハレレ_l i||| ̄| <  と
  ゞ,ヾ|!、゚д.゚*|i|∩ ̄ミΣ や
 ̄.  " i,!l iハ.i !l.ノ!   ∠ れ
/   l_|_i l i Lll ),|   < !!
 ∥  └'、j"、j'┘     /
2008/05/23 (金) 19:53:46 | URL | 道草 #-[ 編集]
返信ですよ
・月樹様
 燃え尽きちまったぜ、ってヤツです。
 残弾はゼロ、ナイフも折れ。残ったのはこの身、この拳だけ。
 それでも、まだやってもいいんですか!?
 いいんですか!?

・道草様
 もっとやれコールがすごい…。
レ「まだ、まだ終わってない…!」
霖「それは誰の真似…んむ」
 霖之助、八時間耐久低酸素運動。


 コオメントありがとうございました!
2008/05/23 (金) 20:49:12 | URL | 生植木 #-[ 編集]
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