植木投げの法
東方のssをやってます。霖之助中心です。リンクフリーでございます。
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縁側の云々
 特になにもない連休でした。くそう。

 今日は久しぶりのss更新です。
 ええ、ssじゃないかもしれませんが。
 今日のssは幽々霖です。
 なんだか微妙なところですが。

『縁側の云々』

 もうチラホラと青い葉を見せている桜の下、縁側で酒を嗜む者が二人。一人はこの白玉楼の主、幽々子だ。そしてもう一人は、ここにいるのは場違いと言われかねない半妖。霖之助だった。

「幽々子さん、もうそろそろ止したほうが…」
「やぁねぇ、そんなつまらない事言わないでほしいわ~」

 幽々子の背後に打ち捨てられた、空いた酒瓶は小山をなしていた。それも強めの。当然のように幽々子は酔っており、妖夢は酔いつぶれて、霖之助の背にしな垂れかかっている。時折聞こえる艶かしい声にも反応せず、霖之助は幽々子の杯を取り上げようとする。が

「あら、欲しいの?」
「え? い、いやいらな…!?」

 拒む霖之助に微笑みながら酒を煽らせる幽々子。大杯を一つ飲み切らせ、満足げに笑って、自分も杯を傾ける。むせながらも、ずり落ちた妖夢を今度は前に抱えなおす霖之助。これをどうしようかと目で問う霖之助に、幽々子は

「そのまま抱いてあげればいいんじゃないかしら」

 と、飄々と言って見せた。そうとう酔いが回っているのか、呂律もはっきりしていない。その目にどんな感情を湛えているのか判別のつかない霖之助。だが、これを紫が見ていたらきっと思うだろう。「嫉妬している」と。

「いや、抱くって」
「愛情を込めてこう、ギュっと」

 それでもなにか抵抗しようとする霖之助を、妖夢ごと抱きしめる。慌てて身を引こうとした霖之助だが、避けられるはずも無く、抱きすくめられてしまう。肩口に顔を埋もれさせてしまった。なんとか脱出しようと試みるが、抱えている妖夢のせいで上手く動けない。そうやってモゴモゴしているうちに、気持ちのよさそうな寝息がもう一つ聞こえ始めてきた。

「な、なに? ちょっと待ってくれ…!」

 さらに慌てる霖之助だが、両方とも起こさないように抜け出すのは至難だった。しばらくして諦めのため息がもれる。多少無理な体勢だが、耐えられないわけではないだろうと考えて。



 結局朝まで起きずに、霖之助は体を痛めたのだが。


「霖之助、いい香りだったわ~。ねぇ紫、妖夢」
「し、知らないわよそんなの! うええええん!」
「覚えてません、覚えてませんよ!?」
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