植木投げの法
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『ある日の香霖堂・真偽不知』
 モラトリアム中年。そして金蔓へ。

 今日のssはちょっと息抜きです。
 なのでオチが似通っていたり、短かったりします。
 被っているのは何処とは言いませんが、多分わからないことはありません。

 さて、永霖を書かなければ…。



『ある日の香霖堂・真偽不知』



「おい~す」
「いらっしゃ…なんだ、てゐか」

 最近の昼下がりの香霖堂には、毎度冷やかしが現れる。その冷やかしことてゐは、香霖堂の扉をくぐると、一直線に霖之助のほうに来た。店の商品を見ることもしないので、霖之助はその点に於いてはあまりよく思っていなかった、が。

「今日は何をしにきたんだい?」
「ん~、今日はね~…」

 それ以外は、割とてゐのことを気に入っていた。てゐは勘定台に寄りかかって何か考え事をしている。それが録でもないことなのは霖之助にも分かったが、あえて止めずにてゐを見守っている。一通りニヤニヤしたあと、てゐは勘定台の上に飛び乗った。

「こら、てゐ。そこは商品が乗るところだよ」
「いいのいいの」

 そう言って勘定台に膝立ちになる。降ろそうとする霖之助の片手を両手で包み、上目遣いで見つめる。頬を赤らませ、瞳を潤ませる。いつぞやの咲夜の表情と似ていた。

「私が商品とか、だめ?」

 しかし、霖之助は慌てる事も無く、空いている手でてゐの頭を撫でた。当然、霖之助は演技だという事を悟っている。薄く微笑むと、撫でていた手を顎に持っていく。そしててゐの顔を少し持ち上げ、目を合わせる。その目は笑っていなかった。

「いいのかい?」

 霖之助のただならぬ雰囲気に一歩下がろうとしたてゐだが、自分が掴んでいた手を逆に掴まれ、下がることもできない。顎に当てていた手を背中に回し、引き寄せる。ほとんど密着している。なんとか押しのけようとするてゐだが、上手く力が入らず、されるがままになっていた。

「じゃあ、遠慮なく」

 そう言うと、霖之助は勘定台にてゐを押し倒した。そして――――




















「待て待て待て! さすがにそれは無いだろ!?」
「え~?」
「………」
「ちょ、否定しろよ霖之助! 霖之助ぇ!?」


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