植木投げの法
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というわけで。
 文字を書いていきたいと思います。
 やはり、新しいところに書き込むと言うのは慣れません。



『黒いメガネの悪夢』

※『マケイン』とルーミアが居ついている理由は気にしないでください











 外はもう暗くなり、気が早い虫達がそろりそろりと鳴きだしていく。昨日の雨で牛乳を吸った古い雑巾のような臭いを発し始めた『マケイン』は、暗黙の了解で見ないことにされている。萃香は紅魔館までお使いに出されて、今はいない。

「おはよう、霖之助」
「ああ。おはよう、ルーミア」

 ルーミアが起き出す頃合は、そんな時刻だった。八時間という健康的な睡眠を取ったルーミアはとても元気よく霖之助に飛びついた。ルーミアの頭突きをいい所に食らいつつも、なんとか受け止めて頭を撫でてやる霖之助は、どこからどうみても保護者だった。一通り頭を撫でた後、ルーミアが妙なものを着けているのに気付いた。

「ルーミア。それ、どこで見つけたんだい?」
「えへ~。『どうした、兄弟』って」

 どう考えても呪いのアイテムだった。

「というか、もう暗いのにサングラスなんかかけていても意味が無いだろう」
「んふ~。そうかな~」

 褒めてもいないのに満更でも無さそうなルーミア。一度思考ルーチンを見てみたいと思いながらルーミアのサングラスに手を掛けるが、そのサングラスが外れる気配を見せない。もう、どう考えても呪いのアイテムだった。不安になりながらも、能力を使ってみる。

「なんだこれ。えぇと、『名称:液体のサングラス。用途:俺のサングラスもイカスだろ!?』…うん」

 これほどまでに用途が意味不明な物体は、今まで無かっただろう。というか訊くな。霖之助がいなかったらその一発ネタは完璧に空振りだっただろうに。

「何で『液体の』と付くのに固体の性質でできているんだろう…?」

 しかも流された。哀れ、この一発ネタは誰も知らぬところになってしまった。

「あ、あとこんなのも拾ったよ」

 と言ってルーミアが取り出したのは、やたらと長いバンダナだった。因みに『名前:無限バンダナ・用途:無限バンダナだ』。何が言いたい。霖之助は多少戸惑ったが、このような自体には慣れている。そしてその対処法も知っている。それは

「…鈴仙さんにでもあげようか」

 全力で目を逸らすことだった。

 今日の香霖堂は、何事も無く極めて平和でした(自己暗示)

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2008/09/07 (日) 23:53:39 | | #[ 編集]
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