植木投げの法
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拍手まとめその十四

 世間よりだいぶ遅いですが、香霖堂の単行本が今年中に発売だとか。
 一週間ほど情報が遅れたおかげでテンションが二倍くらいです。
 いやふううう。

 さて、今回も拍手ssまとめです。
 魔理沙の話は出だしで詰まります。
 いい感じの出だしが思い浮かべば、結構サラサラ書けるんですが…。
 蓮子さんは何度も言うようにキャラが掴めないので、これが見納めかもしれません。
 ウタカタさんが素晴らしいのを書いているので、そちらで蓮子分をどうぞ。
 天子はもう「てんこ」としか読めないので書けないですよ。
 てんこさん。






『猫』


「よう、香霖」
「なんだ、君か」
「なんだとはなんだ。折角来てやったのに」
「ツケと一緒に来てくれたら、お茶くらいは出したかもね」
「は、ありもしないこと言うなよ」
「わからないじゃないか。猫は箱の中でまだ生きているかもしれない」
「透明な箱なんだから、いい加減に諦めて見てみたらどうだ?」
「わからない、もしかしたら死んだふりかもしれない」
「息してないぜ」
「君は呼吸が止まると死ぬのかい?」
「生きてたら水の中で暮らすさ」
「そうか、なら猫は水生生物になったのか」
「ウミネコじゃあねぇんだから」
「ウミネコは水生生物じゃないよ」
「知ってる。思い浮かんだのがそれしかなかった」
「そうか」
「ああ」
「なら、まだ猫は生きてるな」
「お前は猫を過大評価しすぎる」
「僕は猫が大好きなんだ」
「嘘臭すぎるぜ」
「嘘だからね」
「やっぱり」
「さて、じゃあ僕は猫に餌をあげに行こうかな」
「やめとけよ、悲惨なもの見る目にあうぜ」
「一握だって、希望はどこにでもあるものさ」
「お前の目じゃ見えないだろう」
「そうかい?」
「そうさ」



 シュレディンガー。






―――――――――――――――――――――――――

『設定が妙』


「私、思ったのよ」
「はぁ」
「電車のホームの階段って、『下り階段』と『登り階段』の指定があるじゃない」
「そうなのか」
「私はちゃんと矢印にに従って下りの方を降りてたの」
「ほう」
「そしたら、なんか酔っ払いが逆に登って来て言ったのよ」
「なんて?」
「『邪魔だぁ。俺は酔っ払っちゃってんだからよぉ、お前がどかなきゃ駄目じゃねぇか!』って」
「魔理沙辺りならデコピンをしそうだな」
「そんなことしちゃ駄目だけどね。思うのは勝手だけど」
「だろうね」
「うん」
「………」
「………」
「で、蓮子さん。あなたはいつまでいる気かな?」
「固いこと言わないでよ、霖之助」
「至極真っ当な意見だと思うんだが」
「いいじゃない、どうせ私は自力じゃ帰れないんだし」
「…大変だね」
「そんな悪いことじゃないけどね」




 外の世界の橋の下。
 飛ばされた霖之助と迷子の蓮子。


―――――――――――――――――――――――――

『口喧嘩』


「非非想」
「強欲天」
「それはこっちの台詞だ、天子」
「あら、非想天におわすこの私に、なんて事を言うのかしら」
「自敬表現は感心しないな」
「そう? 向こうのは結構言うけど。朕とか、麻呂とか」
「そう言うややこしい言動が、学生を悩ませるんだ。少しは自重してくれ」
「私も勘弁して欲しいわ。二言目にはそんな事言うんだもの」
「君のおかげで、僕は立派な偏見を手に入れることができたよ」
「それは良かった。死んでも絶対こっちには来れないし、別にいいじゃない」
「言ってくれるね」
「もしアレなら、招待してあげるわよ?」
「…どうせこことそう変わりはしないだろう」
「そうかしら?」
「違うところといえば、耳障りな音楽が聞こえない事か」
「耳障りって、ひどいわね」
「僕がいる場所は天国ヘブンではなく、避難所ヘイブンであるべきなんだよ」
「随分、海の向こうの話が好きなのね」
「そうでもないさ」
「どうでもいいけどね」
「そうだろうね」




「ストレートに言わないと、駄目なのかしら」

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