植木投げの法
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冷凍庫の怪・前

 前フリなっげぇ。
 これ、創想話に投げたほうが…いや、まぁ、ダメでしょうか。

 と、言うわけで、前編です。
 後編も書く気満々ですが、人物が四人以上になると死ぬほど書きにくいので、さて、誰を削りましょう。
 とりあえず、この暑いのにこのネタとか本気だろうか、自分。

『冷凍庫の怪・前』




 そろそろ蝉の鳴きだしそうな候。
 人によって嬉しかったり憂鬱だったりする夏の日差しを受けながらも、香霖堂は静かに佇んでいた。
 店内は換気が行き届いていないにもかかわらず、妙に涼しく、すごしやすい。
 あいも変わらず、店主は暇そうに本を読み耽っていた。

「お~す、ただいま~」

 そんな香霖堂に、首にタオルを引っ掛けた鬼が帰って来た。
 外はそれなりに暑いのか、額には汗が滲んでいる。
 神社の再建が一段落したのだろう。
 少し不満気な表情で霖之助が座っている所までやってくる。
 霖之助の隣で立ち止まると、持っていた本を下げさせて、顔をのぞき見る。

「霖之助、ただいま」

 返事をされなかったのが不服だったらしい。
 ぐい、と顔を近づけて、更に眉間に皺を寄せる。
 その顔にペタリと手を置いて、ため息を吐く。

「ああ、おかえり。遅かったね」

 萃香は覗き込んだ体勢のままニヘ、と表情を崩して、そのまま霖之助の膝の上に上半身を横たえた。
 そのまま数分、大人しくしていたが、また霖之助の顔を覗き込む。
 そして一言。

「のど渇いた」

 霖之助もさっきと同じように、萃香の顔に手を置く。
 そしてまた、同じようにため息。

「…冷えた麦茶が、台所の奥に金属の箱の上段の扉に入ってるよ」
「おう、さんきゅー」

 そういい終わる前に、萃香は霖之助の膝の上から降りる。
 そしてフラフラと台所に歩いていった。
 

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